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ThinkPad T510にUbuntu 10.04を導入するメモ


ThinkPad T510でUbuntuを利用しようとすると、いくつかの問題に遭遇します。インストールの都度毎回検索して調べるのは面倒なのでメモしておきます。

サスペンドとレジュームについて

BIOSが古い場合、サスペンドはできるのですが、2回目以降のレジューム時にフリーズしてしまう問題が発生しますので、レノボのサイトにて最新のBIOSを取得して更新します。また、カーネルが古いとレジュームできてもUSBデバイスが認識されなくなるという問題がありますので、最新のカーネルにする必要があります。(この記事の執筆時点で2.6.32-24-generic)

トラックポイントの設定について

ThinkPadを好んで使用するユーザーは、その特徴であるトラックポイントの利便性を重視していることと思います。

まずは、スクロール機能ですが、手書きにて設定ファイルを更新することでも対応できるようですが、標準環境であるGNOMEでの運用であれば、GUIで簡単に設定が可能となるgpointing-device-settingsの導入がおすすめです。aptにてインストールするとシステム>設定の中にPointing devicesという項目が追加されます。

$ sudo apt-get install gpointing-device-settings

また、このままの状態ではトラックポイントの感度が悪く、長時間操作していると疲れてしまいますので、感度とスピードの設定ができるようにします。

このURLから、Configure Trackpointというパッケージを取得してインストールすると、感度やスピードの調整が簡単に行えるようになります。こちらは単なる設定ファイル編集ツールですので、GNOMEには依存していません。

64bit版はパッケージがありませんので、ソースをダウンロードして適当な場所に展開し、./configure && make && make install で簡単にインストールできます。インストールするとシステム>システム管理にConfigure TrackPointという項目が増えますので、そこで調整を行って設定ファイルに保存することができます。

ディスプレイの明るさ調節について

グラフィックスにNVS 3100Mを選択している場合、プロプライエタリドライバで問題なく表示できるのですが、Fn+HomeやFn+Endによるディスプレイの明るさ調節ができなくなります。回避策としては、Ctrl+Alt+F1などでコンソール画面に切り替えてから明るさを変更するか、/etc/X11/xorg.confのDeviceセクションに以下の設定を追加します。

その他、注意すべき点

  • 無線LANは「ThinkPad 11b/g/n」を選択していれば現在のカーネルで、ほぼ正常に利用できます。(ほぼ、と表現しているのはまれに不安定になる場合があるからですが、日常的な利用にはほとんど問題ありません)
  • 私はグラフィックスはNVIDIA NVS 3100Mを選択しましたが、Ubuntuが推奨してくるドライバで問題なく利用できています。
  • その他、ThinkPadでLinuxを利用するための情報はThinkWikiが詳しいです。