LinuxやWindows環境では問題無いのですが、MacでIntelliJ(たぶんWebStormなどJetBrain社製IDE全般)を使用して巨大プロジェクトを編集しようとすると、開発に支障をきたすほど異常に動作が遅くなる場合があります。
キャッシュの削除(File > Invalidate Caches / Restart)をしたり、参照しなくても良いファイルをExcludedに設定したりすれば多少は程度改善しますが、私の環境ではそれでもやはり遅いです。昨今のWebプロジェクトだとnode_modules配下に大量のファイルが配置される場合が多く、これをExcludedとすると劇的に改善する場合もあります。
しかし、根本的な問題は、IDEを実行しているJava VMのチューニングの問題のようです。
idea.vmoptionsを編集すればVMの設定を変更できます。
$ vi /Applications/IntelliJ\ IDEA\ 15.app/Contents/bin/idea.vmoptions
私の場合、以下のように設定することで爆速環境となりました。
-Xms128m -Xmx4096m -XX:MaxPermSize=350m -XX:ReservedCodeCacheSize=225m -XX:+UseCodeCacheFlushing -XX:+UseCompressedOops -XX:+UseConcMarkSweepGC
-XmxオプションはIDEや使用する最大ヒープ容量となります。ご利用のマシンのメモリ容量に応じて調整してください。