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Ubuntu 11.10でフォントのサイズが変更できなくなった問題の対処


Ubuntu 11.10がリリースされたので、勢いで手持ちのPCを全部アップグレードしてしまいました。

そして気づいたのが、「外観の設定」でシステムフォントサイズが変更できなくなったということです。これは困った…。中途半端(または変態仕様)な解像度・DPIのマシンではフォントサイズの変更ができないと実用に耐えません。

早速解決策を調べてみました。gnome-tweak-toolを使用すると変更できるようです。

以下のコマンドにてインストール:

そして起動

これでフォントサイズが変更できます。助かりました。

追記 2011-11-22

上記のようなフォントの変更に加えてUnityのさまざまな機能をカスタマイズするmyunityというツールが公開されているようです。こちらの記事で紹介されています: http://ubuntuyome.blogspot.com/2011/11/omg-ubuntu-unity-myunity.html 

ソフトウェアソースにppa:myunity/ppaを追加してMyUnityをインストールすると使えるようです。

また、上記の記事で言及されているようにイタリア語のUIとなっていて、私にはさっぱり解読できませんでした orz

近日中に英語に対応されるということなので期待です。

[Ubuntu] Bansheeが出す邪魔な通知ポップアップを消す


Ubuntu 11.04において、Bansheeは標準の音楽プレイヤーです。再生機能的にはSMPlayerやVLC Playerのほうが好きなのですが、ライブラリ管理とインターネットラジオ再生のためにアプリケーションを切り替えるのが面倒なのでBanshee一本で過ごしています。

Bansheeを使っていて、私にとって致命的な問題が一点ありました。それは、音楽トラックが変わるたびに通知ポップアップが出てきて非常に鬱陶しいというか、作業に支障が出るくらい邪魔なことです。

通知を出さないというオプションも見つからずネットをさまよっていたところ、有効な対策が見つかりました(参照:http://askubuntu.com/questions/33946/disable-notifications-on-track-change)。手順を要約すると以下のようになります。

まず、「編集」→「設定」→「拡張機能」で「通知領域アイコン」を有効にします。これだけではアイコンが出てこないので以下のコマンドでホワイトリストに登録します。


gsettings set com.canonical.Unity.Panel systray-whitelist "['JavaEmbeddedFrame', 'Mumble', 'Wine', 'Skype', 'hp-systray', 'banshee']"

そして、一旦ログアウトして再度ログイン。Bansheeを起動すると通知領域アイコンが出ますので、それを右クリックすると「通知を表示する」のチェック項目がありますのでチェックを外します。

これで通知が出なくなり、快適に作業ができます。

 

 

 

Ubuntu使いの私が、いつも使っているアプリを20個晒してみる


私は6年ほど前に、いつも使っていたWindows PCのハードディスクが壊れリカバリ不能となって以来、DebianやUbuntuを使うようになりました。私の場合、PCの使用用途はソフトウェア開発が70%で20%が事務作業、10%がプライベート利用です。

現在の環境はThinkPad T510やX200sにUbuntu 11.04を入れ、Unityデスクトップを使用しています。Windowsは一応デュアルブートで残してありますが、ゲームをするときしか起動していません。

そんな私が常用しているソフトをご紹介します。

LibreOffice

CalcやWriterをよく利用します。自分だけが参照する設計書などはemacsのorg-modeで記述するので、Writerは外部提出用の書類作成のために利用します。Calcはデータ分析などのとき、普通にスプレッドシートとして利用します。MS Officeと比較すると、Writerのアウトライン編集機能が弱い以外にはあまり不満はありません。

Emacs23

プログラムやテキストの編集に留まらず、翻訳、辞書、シェル、Twitter、メモ、Webブラウザとして私には無くてはならない存在です。近年では表示フォントの取り扱いが改良され、見た目や見易さが向上して快適になってきています。

Gnome端末

説明不要と思いますが、標準でインストールされているターミナルエミュレータです。私は複雑なシェル作業はEmacsのshell-modeで行うので、使用頻度はそれほど高くありません。

Chromium

Chromeのオープンソース版。普通にChromeとして使えているのでChromeはインストールしていません。

Eclipse

デファクトスタンダードのJava開発環境ですね。現在公式リポジトリからインストールされるのはGALILEO(3.5)です。少々古いですが、とくに不便も無いのでそのまま使っています。ほぼAndroidの開発のために使用しています。バージョン管理にはEGitとSubclipse、タスク管理にはMylyn+Redmineを使用。

Thunderbird

私はすべてのメールをGmailに一本化しています。しかし、最近Web版が重くなって使い辛いので、Thunderbirdで読み書きすることが増えました。

Skype (beta)

仕事の打合せなどに活躍。betaではありますが、普通に使っているぶんで問題が起きたことはありません。

HPLIP

HP製プリンタのオープンソースドライバ。うちのプリンタはワイヤレス複合機のHP Photosmart Wireless B110aです。ワイヤレスで印刷やスキャンが実行できて便利です。

GIMP

Unityのグローバルメニューと相性が良いですね。画像処理全般で大活躍です。

Inkscape

アプリのアイコンや画面部品のデザインに利用します。

Blender

3Dモデリングでアイコンや画像素材を作成するときに利用します。

dvgrab

IEEE1394接続にてビデオを取り込むときに利用します。後述のKinoでもGUIで取り込みできますが、取込中にGUIがハングアップして以来、このコマンドで取込を行うようになりました。

$ dvgrab –autosplit –format raw –timestamp

ビデオを先頭まで巻き戻してから上記を実行すると、自動的に取込を行い、シーンごとにファイルを分割してくれます。ファイル名にはタイムスタンプをつけてくれるので、大量に取り込むときに便利です。

Kino (動画編集)

前述のdvgrabで取り込んだdv形式ファイルを繋いでエンコードしなおすときに利用しています。私はあまり複雑な編集は行なわないので機能は十分です。

Sound Juicer

音楽CDをmp3やoggとして取り込むときに利用します。

Brasero

CDやDVDのコピーやisoイメージの書き込みのために利用します。

Banshee

Ubuntu 11.04では標準の音楽再生・管理アプリケーションです。インターネットラジオと、取り置きしているNHKの語学講座の試聴のために利用しています。語学コンテンツは細かい早送りや巻き戻し、ABリピート、再生スピード変更が可能なSMPlayerのほうが向いていますが、ついついBansheeで済ませてしまいます。BansheeにSMPlayer並みの再生機能を追加してほしいものです。

Freemind

ブレインストーミングなどを行うときに利用するマインドマップツールですが、Linuxでは日本語入力時の操作性が悪く(日本語入力モードを維持してくれないので、何度も半角/全角ボタンを押さなければならない)、思考が停止してしまうのでこれを使用するときはVirtualBox内でWindowsを起動してWindows版のFreemindを利用しています。ちなみにこの問題は他のマインドマッピングツールでも同様に発生します。

Dropbox/Ubuntu One

Dropboxで作成中の文書ファイルや、設定ファイルの同期を行なっていましたが、最近は無料容量が5GBで使い勝手も向上してきたUbuntu Oneのほうがメインになりつつあります。Ubuntu Oneでは全てのマシンのDocumentsフォルダが同期されているので、気分によってマシンをかえて作業するときにも、そのまま別のマシンを起動するだけなので便利です。

Evernote

PCではWeb版だけしか使っていませんが十分役にたっています。外出時にはAndroid用のEvernoteを利用します。

そのほか

必要なアプリはだいたいプレインストールされているし、入っていなくてもソフトウェアセンターですぐに見つかるので事前に意識してインストールすることはありません。新しいOSや新しいマシンを導入したときは、必要なときに探してインストールする、という運用方針です。それよりEmacsやRails開発の環境設定のほうが面倒かも…。

無料でこれほどの環境を提供してくれるオープンソースコミュニティに感謝です。

GTK版Eclipseのツールチップが見づらい問題を解決する


Linux上のEclipseで開発をしているときに困る事の一つが、ツールチップの背景が黒くなってJavaDocなどのポップアップが非常に見づらくなることです。最近のUbuntuはテーマのほとんどでツールチップが暗い色なので問題に遭遇することが多くなりました。Eclipseはツールチップが暗い背景になっている場合の考慮がされていないようです。

普通のUbuntuであれば「外観の設定」でツールチップの色を変更するだけで解決します。

xfceなどはツールチップの色をGUIで変更する手段が見当たらないので、gtkrcを変更して、ツールチップを明るい背景に暗い文字という設定にする必要があります。使用しているテーマによって場所が異なりますが、/usr/share/themes/greybird/gtk-2.0/gtkrcのような場所に存在します。locateコマンドで探してみてください。

該当するファイルを以下のように修正します。

2011年10月14日追記: Ubuntu 11.10にアップグレードしたところ、「外観の設定」で変更できなくなってしまいました。しかし、以下のファイルを直接編集すれば修正できました。
/usr/share/themes/Ambiance/gtk-2.0/gtkrc または /usr/share/themes/Radiance/gtk-2.0/gtkrc

nVidia搭載マシンでUbuntu 11.04+Chromiumがモッサリするのを解決する


私はT510にUbuntuを導入し、1年以上ソフトウェア開発業務の第一線で使用しています。

今回の11.04もすぐにアップグレードしました。ちなみに私はUbuntuが提供するアップグレード機能は利用せず、2個あるOS用パーティションの片方に新規インストールして/homeパーティションをマウントしなおす方法で行います。この方法だと、新旧バージョンの設定ファイルの違いでハマることが多いので、実はおすすめできません…。

それはともかく、11.04へのアップグレードは、T510/T410/W510ユーザーは気をつけたほうが良さそうです。しばらくして気づいたのですが、chromiumがもっさりしています。起動直後は爆速なのですが、サスペンド&リジューム後に必ず現象が発生します。

もっさりに耐えられず、しかたなくFireFoxを使っていたのですが、今度はFireFoxがバージョン5に更新されてからEvernoteのアドオンが利用できなくなりました。これでは私にとってメインブラウザ不在という状態になり、業務に支障をきたすようになってしまいます。しばらくのあいだUbuntu 10.10に戻すか、Windows環境に避難するか悩んでいるところです。

追記: nVidiaのプロプライエタリドライバの利用をやめたらchromiumのもっさりが解消しました。ドライバのバグでしょうか。Unityも使えなくなりますが、仕方がないのでクラシックモードで使っていこうと思います。

追記: Linuxカーネルの問題である可能性についての指摘を発見しました。chromiumプロジェクトにも同様の情報がありました。

追記:解決編

ハイパースレッディングの設定をサスペンド時にoffにしてからレジューム時にonにすると解決するようです。

/etc/pm/sleep.d/10_hyper-threading のような名前で、以下の内容のスクリプトを作成します。

sudo chmod +x /etc/pm/sleep.d/10_hyper-threading で実行属性を付けておきます。 そして、サスペンド&レジューム…Chromiumが爆速のまま動作してます。よかった!

Linux上のEclipse+ADTでプロパティが編集できない問題の対処法


私は主にUbuntu環境でAndroidアプリを開発しています。

しかし、Linux(GNOME)版Eclipseにはバグがあるらしく、プロパティエディタで[…]というボタンがマウスクリックに反応しないために手書きでプロパティを記入する必要があります。画面数の多いアプリを開発する際には作業効率に大変な影響を及ぼすため、日々ストレスを感じていました。(この問題だけのためにWindows環境への移行を何度も検討しました)

本日この問題を解決する手順がわかったので、ここにメモしたいと思います。手順は醜いですが簡単です。

プロパティ編集画面

編集したいプロパティをクリックしてから、Tab→Spaceの順にキー操作するとダイアログがポップアップします。

ネタ元: Stack Overflow

ThinkPad T510でUbuntu 10.10


私は今年の3月に購入したThinkPad T510にUbuntu 10.04を導入して、日々の開発業務で活躍もらっていますが、先日Ubuntuの新しいバージョンがリリースされたのでUbuntu 10.10にアップグレードしてみました。

ちなみに私は、常に現環境を維持したまま新しいUbuntuを入れられるよう、ルートパーティションを二つ用意して、/homeパーティションを両方から共有するようにしています。このようにしておけば、アップグレードで不具合が起きてもすぐに前の環境に戻ることができます。仕事に使っている環境なのであまり冒険はできません。ルートパーティションには20GBずつ割り当てていますが、10GBくらいでも良さそうな気がしてきました。

10.04から10.10に変えた結果気づいた違いを挙げておきます。

  • フォントレンダリングがさらによくなった気がします。また、デフォルトのテーマではMacなどに見られる、メニューなどのエンボス処理もいい感じに施され、その他細かいところでUIのデザインが洗練されています。
  • ディスプレイの明るさがちゃんと調節できるようになりました。10.04のときは明るさアップするとゲージに関係なく最大の明るさとなるので、そこから好みの明るさに下げていく運用で逃げていましたが、そういうことをやらなくてもよくなりました。
  • Anthyの邪魔なツールバーが出てこなくなりました。通知領域でON/OFFを知らせてくれます。

1週間の検証の結果、通常利用になんの支障もなく、快適に利用できることが分かったので、現在ではメインの環境として使用しています。

ThinkPad T510にUbuntu 10.04を導入するメモ


ThinkPad T510でUbuntuを利用しようとすると、いくつかの問題に遭遇します。インストールの都度毎回検索して調べるのは面倒なのでメモしておきます。

サスペンドとレジュームについて

BIOSが古い場合、サスペンドはできるのですが、2回目以降のレジューム時にフリーズしてしまう問題が発生しますので、レノボのサイトにて最新のBIOSを取得して更新します。また、カーネルが古いとレジュームできてもUSBデバイスが認識されなくなるという問題がありますので、最新のカーネルにする必要があります。(この記事の執筆時点で2.6.32-24-generic)

トラックポイントの設定について

ThinkPadを好んで使用するユーザーは、その特徴であるトラックポイントの利便性を重視していることと思います。

まずは、スクロール機能ですが、手書きにて設定ファイルを更新することでも対応できるようですが、標準環境であるGNOMEでの運用であれば、GUIで簡単に設定が可能となるgpointing-device-settingsの導入がおすすめです。aptにてインストールするとシステム>設定の中にPointing devicesという項目が追加されます。

$ sudo apt-get install gpointing-device-settings

また、このままの状態ではトラックポイントの感度が悪く、長時間操作していると疲れてしまいますので、感度とスピードの設定ができるようにします。

このURLから、Configure Trackpointというパッケージを取得してインストールすると、感度やスピードの調整が簡単に行えるようになります。こちらは単なる設定ファイル編集ツールですので、GNOMEには依存していません。

64bit版はパッケージがありませんので、ソースをダウンロードして適当な場所に展開し、./configure && make && make install で簡単にインストールできます。インストールするとシステム>システム管理にConfigure TrackPointという項目が増えますので、そこで調整を行って設定ファイルに保存することができます。

ディスプレイの明るさ調節について

グラフィックスにNVS 3100Mを選択している場合、プロプライエタリドライバで問題なく表示できるのですが、Fn+HomeやFn+Endによるディスプレイの明るさ調節ができなくなります。回避策としては、Ctrl+Alt+F1などでコンソール画面に切り替えてから明るさを変更するか、/etc/X11/xorg.confのDeviceセクションに以下の設定を追加します。

その他、注意すべき点

  • 無線LANは「ThinkPad 11b/g/n」を選択していれば現在のカーネルで、ほぼ正常に利用できます。(ほぼ、と表現しているのはまれに不安定になる場合があるからですが、日常的な利用にはほとんど問題ありません)
  • 私はグラフィックスはNVIDIA NVS 3100Mを選択しましたが、Ubuntuが推奨してくるドライバで問題なく利用できています。
  • その他、ThinkPadでLinuxを利用するための情報はThinkWikiが詳しいです。

シャープがARM+Ubuntu搭載の新モバイル端末を発表 – NetWalker


先日「[p2p type=id value=66/]」で書いた通り、妥協を重ねてS21HTとN810(or LOOX U)でモバイルライフを送っているわけですが、本日気になるニュースを聞きつけました。

シャープからNetWalkerなるMIDが発表されました。

親指タイプのキーボード,ARM,Linux(Ubuntu),クラムシェル…。

一瞬ばかり「キター」とか思ってしまったのですがそれも束の間。

コンセプト的にはLinux Zaurusの後継のようにも受けとれますが、サイズが少々大きいことと、Bluetoothを内蔵してないことでとりあえず様子見ということにしようと思います。

筆者の用途だと、現在所有しているLOOX Uとかなりかぶりますが、立ったままでEmacsが使えるレベルであれば購入してみたいところではあります。お金に余裕があればorz。

emacs23+compizにて文字が欠けてしまう問題が解決(したつもりだった)


筆者はプログラム作成のためにemacsを常用しています。GUI環境では、アンチエイリアスフォントが使用できるバージョン23を使用しており、それなりに快適な環境で作業していました。

Ubuntu 9.04の環境で視覚効果に興味が沸いて試し始めたところ、emacsの画面描画の調子が悪くなり、再描画時に一部の文字が残ったり、逆に描画され無かったりして使い物にならなくなってしまいました。最新のソースからビルドしても症状は変わらず、もしかするとemacsのXftを使用した画面描画のバグかもしれません。

しかし、これはフォント設定で回避できるようです(フォント設定が正しくなかった?)、とりあえず、現在は以下のように設定して問題なく使用できています。もう少し小さいフォントにしたいのですが、最適な設定が見つかっていません。

(8月27日追記)解決してませんでした。上記設定で症状が出にくくなったのですが、やっぱりときどき文字が消えたりしています。

(11月6日追記)なんとUbuntu 9.04から9.10にアップグレードしたら解決しました。