筆者はプログラム作成のためにemacsを常用しています。GUI環境では、アンチエイリアスフォントが使用できるバージョン23を使用しており、それなりに快適な環境で作業していました。
Ubuntu 9.04の環境で視覚効果に興味が沸いて試し始めたところ、emacsの画面描画の調子が悪くなり、再描画時に一部の文字が残ったり、逆に描画され無かったりして使い物にならなくなってしまいました。最新のソースからビルドしても症状は変わらず、もしかするとemacsのXftを使用した画面描画のバグかもしれません。
しかし、これはフォント設定で回避できるようです(フォント設定が正しくなかった?)、とりあえず、現在は以下のように設定して問題なく使用できています。もう少し小さいフォントにしたいのですが、最適な設定が見つかっていません。
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(cond ((string-match "^23\." emacs-version) (cond (window-system (set-default-font "VL Gothic-9") (set-fontset-font (frame-parameter nil 'font) 'japanese-jisx0208 '("M+1VM+IPAG circle" . "unicode-bmp")) (set-fontset-font (frame-parameter nil 'font) 'katakana-jisx0201 '("M+1VM+IPAG circle" . "unicode-bmp")) (set-fontset-font (frame-parameter nil 'font) 'ascii '("M+1VM+IPAG circle" . "unicode-bmp")) (set-fontset-font (frame-parameter nil 'font) 'unicode '("M+1VM+IPAG circle" . "unicode-bmp")))))) |
(8月27日追記)解決してませんでした。上記設定で症状が出にくくなったのですが、やっぱりときどき文字が消えたりしています。
(11月6日追記)なんとUbuntu 9.04から9.10にアップグレードしたら解決しました。